健康食品の成分と分類について
健康食品の種類は増加の一方で、カテゴリ分けの仕方は未だ曖昧です。
健康食品そのものの定義も明瞭なものではなく、法律では食品と見なされています。
食品として販売されている以上、薬のように効能書きを記すことはできません。
健康食品という言葉には認可はないので、販売者が特定の食品を健康食品として売る時の制限はありません。
緑黄色野菜やフルーツを、体にいい食べ物だからと健康諸品と主張したとしても、法律上では全く問題ありません。
一般的な健康食品は何らか栄養成分を抽出し、錠剤やカプセル、顆粒などの形状に加工した食品として販売されています。
健康食品は、どんな種類の栄養素が配合されているか、ざっくりと分けることが可能です。
ミネラル系の健康食品、アミノ酸系の健康食品、ビタミン系の健康食品、植物由来の健康食品、動物由来の健康食品などです。
健康食品の材料になる成分は、大学や研究期間で健康効果があると認められた成分を用いるものや、昔から体にいい植物や動物として扱われていたものを原材料にする方法などがあり、様々な健康食品があります。
毎日の食事ではどうしても手が回らない栄養成分を摂取するために用いる健康食品や、脂肪燃焼や美肌効果、抗酸化作用、眼精疲労対策など、特定の効果のために製造された健康食品もあります。
健康食品の種類は幅広く、数え切れないほど店頭に並んでいます。
しっかりと情報収集して、自分の体に適した種類の健康食品を見つけていただきたいものです。